無知な私は国連かなんかの国際機関が定めた国際的な資格なのでは?などとぼんやりとしたイメージを持っていました。
これまでの人生で特にかかわりもない事柄だったので、特に調べたりすることもなく過ごしてきました。
ところがある日調べものついでに国際弁護士の記事をみつけると、実際には国際弁護士なる資格は存在しないものだと。
主として海外の弁護士資格をもつ日本人を指して使われる通称なんだそうで。
すみません無知でした。
考えてみれば国際的な紛争にしても弁護士が出るというイメージではなく、政治的な解決が求められるわけだし、企業間の紛争も問題があった現地での司法制度のもと現地の弁護士同士で解決していくわけで、世界中どこでも通用するパスポートのようにオールマイティな弁護士資格なんてあるわけないですよね。
そもそも法律だって国々で違うわけだし。
ほんと少し考えればわかりそうなものなんですけれども…。とはいえ、そんなあやふやなイメージ先行の「国際」もしくは「国際派」といった接頭語をつけた名詞の語句は弁護士に限らず巷に溢れている。
例えば国際派映画監督、国際派ジャーナリストなどである。これは結果として周りがそう呼んだことで定着するというよりも自己申告制である場合がほとんどのように思う。
今考えれば。そういう曖昧なものをありがたがる風習は日本に限らずグローバルな時代においては、それこそ国際的に致し方のないことなのかもしれないけど自分も含めて多くが大衆の無知が無知であることによって成り立っているものなのだとしたら、ちょっと自戒の念がこみ上げてきました.